ストレス・過労・肩、首のこり・ダイエット
2007年6月
クライアントデータ 30代女性 キャリアウーマン 千葉在住
ご来店故 ホームページをご覧頂き、香港式で肩と首のコリを解消したいとのこと。どこに行ってもよくならないので困っている
主訴 肩、首がこっていて、重たくて夜も眠れないことがある。なかなか痩せない
施術者 高橋絵里奈
施術内容 香港式60分
吹き出物が目立ち、顔色も悪く、過労気味で熱がこもっている印象を受けました。時間が60分しかなかったため、主訴である背中をメインに踏んでいきました。筋肉が非常に硬くまったく動かないため、ローリングも取り入れながら緩めました。
強めの圧力をかけても「きもちいい!」とのこと。
肝臓の反射点に硬直が見られたため、食生活を聞いてみると、外食が多く脂っこい中華料理を食べたり、自宅では主にビール&お惣菜という生活をしているとのこと・・・ 忙しいキャリアウーマンにありがちなパターンです。
熱と瘀血を外に出すため、背中全体に「刮沙」を施しました。真っ黒な瘀血が浮き出て、筋肉が少し柔らかくなりました。
施術後は顔のくすみがとれ、すっきりとされた様子。「こんなに肩が軽くなるマッサージは初めてです!!」と感動の言葉が聞かれました。
コンサルテーションでは、今までの食生活を見つめなおしていただきました。「我慢」は必要ないですが、揚げ物やお酒、辛いもの、は体内に熱をこもらせること、塩分過多、冷たい食べ物は腎臓への負担になり、むくみやすくなることなどをお話すると、「なんで私の食べているものがわかるんですか!?そのとおりです・・」と納得された様子。
「食べ物に対して意識をしてみる」ということが大切です。
また、肩の筋肉の硬直の具合から、かなり力が入ったままPCの仕事をしているように感じました。指摘をしたところ、後日「そのとおりでした」との回答。少し力を抜いて作業をすることも大切ですよ、とお話しました。
その後1週~2週に1度のペースで香港式60分を受けていただき、首、肩への「刮沙」を何度か行いました。とても体格がよく見えたクライアントですが、肩の「富士山」と首の老廃物が取れて、一回り顔と肩幅が小さくなりました。
本人も自覚があるようで、身体の変化(やせていくこと)が楽しいし、なにより肩こりがつらくない生活って本当に快適です、と話していました。
肩や首のこりはほうっておくと肌荒れや頭痛の原因になることがあります。クライアントの肌荒れは徐々によくなり、ニキビの後も薄くなりました。
クライアントは、その後フォーデイズ社のボディースマイルストロングとインベル社の血行促進のサポーターを取り入れ、3ヶ月で6キロのダイエットに成功し、リバウンドはありません。
気をつけたことは??との問いに、「外食の中華料理をやめたことと、できるだけ自炊を心がけました。あとは力をいれてPCのマウスを握らないようにしたことくらいかな」と笑顔で答えてくれました。
現在も地方への出張や会議など、バリバリ仕事をこなしている彼女ですが、同僚からは「どうしたの?最近元気だよね??」といわれるそうです♪
施術者コメント
筋肉の硬直は血液の循環を阻害し、お菓子や加工食品は身体を酸化させ老化を早めます。クライアントの場合はそこにストレスが加わり、肩こり→ストレス→お菓子→肥満・循環阻害→肩こり・・・と悪循環を繰り返していました。
身体が疲労すると、精神的にも疲労し、このような悪循環に陥っている方が多くいらっしゃいます。
特に“働く女性”に多い傾向です!「顔色が悪い」「肩が盛り上がってたくましく見える」「食べないのにやせない」・・・などなど、疑問に思っていても対策がなかなかできないでいる方には早めに気がついていただいて、悪循環をストップしてほしいです。
自分の身体に「気づいてあげること」がとても大切です。セラピストとして、そのお手伝いができるようにしたいと思っております。